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zoom RSS 「人類進化の700万年」読了

<<   作成日時 : 2007/10/20 00:30   >>

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講談社現代新書の「人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」」を読み終わりました。

以前読んだ「人類がたどってきた道 “文化の多様化”の起源を探る」と同時期の出版ですが、人類がたどってきた道が研究者によるものであったのに対して、こちらは新聞記者によるものということで、「できるだけ専門用語を使わず、読者のみなさんを聞き慣れない言葉で翻弄しないよう努め」(4ページ)たものとなっています。

確かに、図やイラストが多用されていてわかりやすくなっています。

とはいえ、「人類がたどってきた道」も写真が多用されていて読み易いのものなので、両著を合わせて読むと良いかもしれません。

本書の構成の特徴は、「年代測定」の方法や問題についてわざわざ一章を割いている点と、「遺伝子」についても大きく取り上げている点でしょう。

個人的には年代測定の章が興味深かったです。

あと、人類進化最大の謎「直立二足歩行」についての仮説(35ページ以下)として、食料提供仮説・エネルギー効率仮説・日射病回避説・威嚇、視野拡大説、アクア説が紹介されていましたが、これもなかなか面白かった^^;


個人的メモ

こうした不確実性は、断片的な化石から失われた過去を探る人類学の宿命だろう。ほかの科学では、第三者が同じ実験をして同じ結果を得るという「再現実験」で正しさを確かめているが、進化をやり直すことはできない。人類進化を考えるうえでは、そうした限界を頭の片隅に置きつつ、はっきりしない記述も温かい目で見て欲しい。断定的でわかりやすい記述は、「眉唾」の可能性もある。」(21ページ)
まあ、その点は、人類学だけでなく経済学とかにも当てはまるんでしょうね・・・。

「前適応」という進化の現象」(58ページ)

二十万〜十五万年前の現生人類は、脳の大きさや骨格など外見では現代人とほぼ変わりなくなっていた。しかし、心が現代人のようになるには時間がかかったようだ。そのため、初期の現生人類は、体だけが現代人という意味で、学術的に「解剖学的現代人(anatomically modern human)」と難しい表現で呼ばれている。」(144ページ)

その人の体や骨の特徴だけで日本人であることを言い当てるのは専門家でもほぼ不可能といわれる。また、遺伝情報という切り口でも、ある一人の遺伝情報を見て、その人が日本人なのか韓国人なのかを言い当てることはほとんどできない。そうした視点で見れば、「日本人」というのは単なる幻想のように思えてくる。」(176ページ)

恐竜時代に生活の場を夜に移した哺乳類では、このうちの二つ、緑と青のセンサーを作る遺伝子がダメになってしまった。夜の世界では、色を見分ける必要はほとんどない。青の遺伝子を失ったのに私たちが青を感じられるのは、もともと紫外線を感じるために使われていた遺伝子が変化して、青を感じ取るようになったからだ。」(222ページ)


2002年度以降コピーを取って、あるいは印刷して読んだ論文等

大橋洋一 計画間調整の法理-自治体計画策定権限の憲法保障を中心として-2- 自治研究 68(11),p35〜62,1992/11

第二章 地方自治の保障と自治体計画権限(つづき)
 第三節 制度的保障理論と計画策定権限
  第一款 制度的保障理論と計画策定権限との関係
   (一) カール・シュミットの制度的保障理論
   (ニ) 制度的保障理論と市町村計画策定権限との関係
  第二款 自己責任による事務処理の保障と計画策定権限
   (一) 事務二元論と憲法保障
   (ニ) 事務一元論の台頭
   (三) 指図事務の性格づけをめぐる争い
  第三款 権利救済の保障と計画策定権限
 第四節 核心領域の保障と計画策定権限(die Planungshoheit)
  第一款 いわゆる市町村権限(sog.Gemeindehoheit)
  第ニ款 核心領域の保障と計画策定権限
   (一) 核心領域の保障理論
   (ニ) 核心領域の判定法
   (三) 計画策定権限は核心領域に含まれるか
    (1) 歴史的核心であることを否定する見解
    (2) 歴史的核心であることを肯定する見解
    (3) 連邦憲法裁判所の見解(留保説)
  第三款 過剰規制禁止(Uebermassverbot)原則
 第五節 権限上の配慮原則(連邦忠誠と市町村忠誠)
  第一款 連邦忠誠原則の形成
  第ニ款 市町村忠誠原則の形成
   (一) ヴェーバーによる問題提起
   (ニ) 判例による承認
  第三款 市町村忠誠原則の一般化
  第四款 配慮原則
中間総括

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内 容 ニックネーム/日時
始めまして。私は、ロゼと申します。
親類進化説についてですが、第三者による介入、関与を考えられたことはありますか? 私は、サルから人間へと自然に進化する、ありえないと考えています。
もし仮に、第三者の何らかの関与等が在るとなると、話は全く変わってくると思うのです。
宜しければ、ご意見をお聞かせ下さい。
pxhyf460@yahoo.co.jp
私のメールアドレスです。(パソコンのですが。)
roze
2007/12/02 21:08

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