「<フルキャスト>球場の命名権契約解除も視野…宮城県知事」だそうです

またまた、だいぶ前の話題ですが、8月3日の毎日新聞によれば、

人材派遣会社大手「フルキャスト」が事業停止命令を受けた問題で、村井嘉浩宮城県知事は3日、同社がプロ野球・楽天の本拠地「フルキャストスタジアム宮城」の命名権(ネーミングライツ)を保有していることについて「県民にとっても快いものでない」と述べ、契約解除も視野に対応を検討する考えを示した。
(略)


とのこと。

これだけネーミングライツの導入事例が増えてくると人ごとではないですよね・・・。

しかし、どの時点で契約解除に踏み切るべきなのか、結構悩むんじゃないでしょうか。
事業停止命令の前にも確かフルキャストは業務改善命令かなにかを受けていたと思うんですが、そうなると改善命令の段階で契約解除をするってこともありえますよね。
まあ、宮城県さんは、その段階でも検討もしているんでしょうが、契約解除は見送ったと言うことなんでしょう。

ただ、宮城球場ネーミングライツ契約書によれば(宮城県が甲、楽天が乙、フルキャストが丙の三者契約になっているようです。
もしかしたら最新の契約書ではないかもしれませんが・・・)、業務改善命令の段階でも契約解除はできそうな気もしますが・・・。

どちらにせよ、宮城県は現時点で契約解除しても、今年度分として納入された対価は返還する必要がありませんし、さらに損害賠償の請求もできますね~。
しかも、既納の対価と相殺せずに損害賠償の請求ができるようですし。

ただ、実際のところ、損害賠償額の算定って難しいのではないでしょうか?新たに別の者とネーミングライツ契約を締結しなければならなくなった手間賃とか(といってもどうせ契約期間満了後は必要になるし・・)、仮に来年度分の支払がフルキャストからあったとして、その額と別の者と結ぶ契約額に差があった場合の差額分とか(といっても現時点では下回るか上回るか判らないし・・・)、あと宮城球場のイメージ悪化分とかも請求できるのでしょうが、どうやって算定するんだろう・・・。

うーん、とりあえず、考えられる分を全部請求しないといけないのでしょうが、なかなか難しいですよね・・・。結局、請求しても払って貰えない部分は、裁判で争うことになるんだろうな~(そしてたぶん、和解するんだろうな~)。

宮城球場ネーミングライツ契約書

(契約の解除等)
第9条 乙又は丙の違法行為その他乙又は丙の責めに帰すべき事由により、乙又は丙の社会的信用が失墜したと客観的事実に基づき甲が認めた場合は、甲は、この契約を解除できるものとする。この場合において、甲は、乙又は丙から事情を聴かなければならない。
2 前項の規定により甲がこの契約を解除した場合は、甲は、第7条第1項の規定による乙及び丙間の契約の内容にかかわらず、一定の期間を定めて本愛称の使用を中止させることができる。
3 甲は、前項の措置に関しては、甲の責めに帰すべき事由による場合を除き、一切の責めを負わないものとする。
(既に納入した対価の不返還)
第10条 前条第1項の規定により契約が解除された場合において、乙が甲に対し第6条第2項の規定により既に納入した対価は、返還されないものとする。
(損害の賠償)
第11条 甲、乙及び丙は、この契約に定める義務を履行しなかったために相手方に対して損害を与えた場合、又は第9条第1項の契約解除を原因として損害を与えた場合は、その損害を賠償しなければならない。
2 甲及び乙は、前条の規定が前項の損害賠償の妨げになるものではないことを確認する。



2002年度以降コピーを取って、あるいは印刷して読んだ論文等

社会福祉法人法制についての一考察 / 伊奈川秀和 法政研究. 68(1) [2001.7]

はじめに
一 公益法人としての社会福祉法人の意義
 (1)公益性と非営利性
ニ 法人の権利能力から見た民間参入論
(一)問題の所在
(ニ)営利法人の権利能力の考察
(三)公益法人の権利能力の考察
(四)まとめ
三 事業の永続性から見た民間参入論
(一)問題の所在(公益的・非営利法人における事業の永続性)
(ニ)営利法人における営利性と永続性の両立
(三)社会福祉事業への示唆
おわりに

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック